奥田寛提出の環境関連の公共事業の不正疑惑に関する
調査特別委員会(100条委員会)の設置を求める決議案が否決されました
(2008・12・23最終更新)
100条委員会の設置決議にご支援・ご賛同いただいた皆さま、ありがとうございました。
12月19日、議会の最終日に奥田が提出者となり、小川議員に賛成人となっていただき、「環境関連の公共事業の不正疑惑に関する調査特別委員会の設置を求める決議」を議会に提出しましたが、賛成9対反対15で否決されました。
広田議員欠席で迎えた議会最終日、まず、杉井議長が「無記名投票」と言う声と奥田が「記名投票」と言う声が重なり、出席議員の1/5以上の賛成で動議が成立する記名投票に9名の賛成(小川・高見・若林・松田・森下・青木・竹森・西川の各議員と奥田)があり、再び杉井議長が記名か、無記名かの投票方法を「無記名投票で決する」と言い出したため、奥田が再び、議事進行上の発言を求め、
「投票方法をについての投票を無記名で行うと、それに対しても記名投票を要求することになり、投票方法を決めるための投票を無限に繰り返すことになるため、通常通り起立採決で行うべき」
と述べようとしたのに対し、杉井議長は議事進行上の発言を認めず、無記名投票15対9で「委員会の賛否を無記名投票で決定する」ことが決し、ついで行われ委員会の賛否も無記名投票で15対9で否決される結果となりました。
平成16年9月議会で、し尿処理場入札の契約を井上議長の下で議決した際に反対をしていたのが小川・高見・長谷川・竹森各議員であり、岡・若林・森下の各議員と奥田は退席、吉原議員は欠席、その他の各議員は賛成というという状況でした。
後に談合があったことが明らかになった「し尿議決」に反対・もしくは退席した公明党・共産党その他の議員方は、今回、記名投票に賛成して下さいましたが、力及びませんでした。
すみませんでした。 今後も引き続き、リサイクル・ゴミ・し尿談合の解明を続けてまいります。
(1)環境関連の公共事業の不正疑惑に関する調査特別委員会の設置を求める決議(平成20年12月19日)と翌日の奈良新聞記事
(1)環境関連の公共事業の不正疑惑に関する調査特別委員会の設置を求める決議(平成20年12月19日)と翌日の奈良新聞記事
奥田寛提出の「環境関連の公共事業の不正疑惑解明のための調査と対策を行うことの決議」案が可決(2010・6・25)
http://www.city.kashihara.nara.jp/gikai/gikai_ketuka/22nen6gatuketuka/6gatuikensyo.html
橿原市議会インターネット録画(動画25分50秒あたりより)
平成22年6月定例会(6月 25日)日程代9号 決第10号決議案採決の模様
http://www.kensakusystem.jp/kashihara-vod/video/H22/H220625-4.html
この結果、橿原市は平成22年8月より工事・コンサル・役務・物品などすべての分野での入札において、従来、0〜10%だった談合違約金を20%へと引き上げ、入札談合への抑止力が高まることとなりました。
外部参考リンク
橿原市議会宛 橿原市ごみ焼却場・し尿処理場建設工事に係る民事訴訟
「平成19年(ワ)第526号」費用償還訴訟について、
100条委員会を設置し、調査を行うことを求める要望書
橿原市し尿処理施設建設工事入札談合による損害賠償請求を求める訴訟
平成18年(行ウ)第17号 (平成18年12月27日 提訴)