政策目標・立候補の動機・自己資金18万7416円の費用収支報告
(平成15年10月19日 橿原市議会議員補欠選挙)
(2)立候補の動機
(3)自己資金18万7416円の費用収支報告
(1)政策目標
平成15年10月の橿原市議会議員補欠選挙の選挙ポスターの中に書き込んだ政策目標です。
選挙運動中にはしばしば「あなたのマニフェストは?」との質問も受けましたが、「マニフェスト」を「政権公約」と捉える限りは、その選挙で政権をとる意思を持った「政党」あるいは「首長」の候補にしか許されないものかも知れません。
その意味で、私の「政策目標」は「マニフェスト」ほどの具体的な実現性を持ち得ませんし、、今、見直してみるとすでに不可能になってしまった部分もありますが、市政に取り組むための初心の証として、あえてここに再録しておきます。
イチロー世代の30歳!
数字にこだわった情報開示を武器に、政治改革に挑みます。
平成14年度の議員歳費は、約990万円でした。
重い責任を噛み締め、以下の五つの構想を実現すべく、死力をつくします。
八木駅前を公園にして、野外市議会場を! |
八木駅前を公園にしておけば、災害時の緊急避難所とすることができます。
公園の中央にはすり鉢状の野外議会場を設けて市議会を開催、「市民の目の前での政治」を実現し、議会の活性化を促したいと思います。
市議会に使っていない時は、市民楽団によるミニコンサートなどにも使って頂けます。
小規模バイパス道路の建設で渋滞追放 |
慢性的な渋滞が、排ガス汚染と生活道路での通過交通を生み、たいへん危険な状態になっています。
市町村合併をした場合に使える特例債は、ハコモノではなく、真っ先に道路に投資すべきでしょう。
市町村合併で、選挙から政治を変える |
中和で100人以上の議員を38人以下にすれば、報酬や議会運営費の削減もさることながら、選挙そのものが大きく変わります。
政策や、社会貢献度の高さが反映される選挙にしていくためには、思い切って議席を減らすべきなのではないでしょうか。
50年に1度の合併は、住民の合意の上で |
現時点では、私は合併すべきと思っていますが、これだけ大きな決断には住民の合意が欠かせません。
メリット・デメリットについての数字と根拠に基づいて、徹底的に議論しておきたいものです。
行政は住民の合意を得ることができるだけの展望を、早急に示していく必要があります。
目指す未来は考古学の学術研究都市 |
藤原京をはじめとした無尽蔵の埋蔵物を生かし切るためには、「研究都市」としての取り組みが必要です。
近い将来、考古学大学を設立し、講座を広く一般にも開放して、この町をさらに大きく育てていきたいと思います。
(2)立候補の動機
選挙公報と、選挙ハガキに用いた原稿を手直ししました。
この都市に生まれ育って30年、自分でも驚いているのですが、市議会議員選挙に出ることになりました。 実は、この夏ぐらいから、秋の市議補選候補者の噂を聞くたびにヤキモキしておりました。 市町村合併の特例期限まで1年半。この都市の21世紀を決める選択を、住民とともに考えようと言ってくれる人がいない。 知人の幾人かに出馬を要請してみましたが、色よい返事はもらえず、情熱と巡り合わせのおかげで、今回は私自身が選挙に出ることになりました。 選挙と政治のシステムそのものを改善し、特別の組織やカネを持たない、ごく普通の住民が自分の住む都市の未来を形作っていくことが出来るようにしたいと思っています。 ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。 |
平成十七年三月の市町村合併特例法の期限まで、いよいよ、一年半を切ってまいりました。 五十年に一度の大変革を前にして、市民はちやんと行政から説明を受けているでしょうか。国は合併による財政改 革を進めようとしていますが、議席減を心配する地方議会が抵抗勢力と化してはいないでしょうか。 現在この都市が抱えている、議会改革、道路渋滞、八木駅前整備、し尿処理、医療と教育などの諸問題は、すべて自治体合併問題という「お盆」の上に載っており、自治体の枠組みについての議論と決断なくして諸問題を語ることは不可能です。 もしも合併するなら、橿原市と高取町で別々にし尿処理場を建てる必要があるでしょうか。合併での公共料金の見直しが間近に迫っているものなら、今、水道料金を値上げしておく必要があるでしょうか。 私は、合併問題が他の候補者たちにあまりにも軽んじられ、無視されていることに業を煮やして出馬を決意いたしました。徹底的な情報開示と議論によって住民の合意を得た上で、何としても中和合併を成功させたいのです。 国が変わろうとしているのに、何も変わらない、何も変えようとしない地方議会に幻滅しておられる方は、力を貸してください。 |
(3)自己資金18万7416円の費用収支報告(インターネット版)
収入 216416円 (労務提供その他の29000円を含む)
月 日 |
金 額(円) |
種 別 | 目 的 |
根 拠 |
備 考 |
10月12日 | 28000 | 寄付 | ポスター貼り | 28時間×1000円 | 6人分の労務提供。 |
10月12日 | 1000 | 寄付 | 交通費 | 奈良市〜橿原市間 往復のガソリン代 |
ポスター運動員が自腹を切ってくれた交通費を寄付収入として概算。 |
9月20日 |
187416 | 自己資金 | 収入小計(216416)−労務提供その他(29000) | ||
計 |
216416 | 支出(375041)−ポスター公費負担(158625) |
支出 375041円 (労務提供その他の寄付に対応する29000円を含む)
項 目 (項目費小計・円) |
月 日 |
金 額(円) |
区 分 | 目 的 |
根 拠 |
支出先 |
人件費 (28000) |
10月12日 | 28000 | 選挙 | ポスター貼り6人分 | 28時間×1000円 | 収入の労務提供に対応する計算上の支出 |
集合会場費 (1050) |
10月11日 | 1050 | 準備 | ポスターの裏面に両面テープを貼る作業をするために借りた公民館の会場費 | しらかし会館・図書室1・5時間 | しらかし会館(橿原市白橿町) |
通信費 (7015) |
9月25日 | 1450 | 準備 | 他の候補者へ合同演説会を申し入れた際の配達記録郵便代 | 市長・市議候補者5人×290円 | 橿原郵便局 |
9月20日〜10月19日 | 5565 | 準備 | 連絡に使用していた携帯電話代の見積もり (選挙運動には使用せず) |
基本料金1700円+従量1分40円×90分+消費税 | (株)ツーカーホン関西 | |
交通費 (1000) |
10月12日 | 1000 | 選挙 | 奈良市〜橿原市間往復のガソリン代 | 概算 | 収入の寄付に対応する計算上の支出 |
印刷費 (206175) |
10月20日 | 158625 | 選挙 | ポスター作成 | 675円×235枚 | (株)藤本印刷 公費負担 |
10月20日 | 20250 | 選挙 | 予備ポスター作成 | 675円×30枚 | (株)藤本印刷 | |
10月20日 | 27300 | 選挙 | 選挙ハガキ裏面印刷 | ハガキ2000枚・26000円+消費税 | (株)藤本印刷 | |
広告費 (121800) |
10月10日 | 121800 | 選挙 | 車上看板とハンドスピーカー・マイクのレンタル代 | (概算)車上看板約11万円 ハンドスピーカー約1万円 |
(株)トヨタレンタリース |
文具費 (5611) |
10月3日 | 4876 | 選挙 | ポスター貼り | 画鋲2700個(278円×6箱) 両面テープ480m(248円×12個) |
コーナン商事(株) |
10月6日 | 735 | 選挙 | タスキ作成 | カーボン紙と黒マジック | (株)三洋堂書店 | |
食糧費 (1890) |
10月12日 | 1890 | 選挙 | ポスター貼り運動員2人分の昼食の実費弁償 | 回転寿司900円+消費税×2人 | あおい寿司 |
雑費 (2500) |
9月29日 | 2500 | 準備 | 選挙公報用の証明写真 | 上半身写真2枚 | スミレ写真館 |
総 額 | 立候補準備ための支出 | 10565 | ||||
選挙運動のための支出 | 364476 | |||||
計 | 375041 |
公費負担 359757円 (ポスター作成費 158625円が支出報告と重複)
月 日 |
金 額(円) |
目 的 | 根 拠 |
支出先 |
限 度 額 |
10月11日 (納入) |
158625 | ポスター作成 | 675円×235枚 | (株)藤本印刷 | 1枚1796円 235枚で422060円 |
10月12日〜 10月18日 |
107100 | 選挙運動用自動車レンタル |
トヨタ・サクシード・バン |
(株)トヨタレンタリース | 1日15300円 7日間で107100円 |
10月14日 10月18日 |
6532 | 自動車の燃料供給 |
(107円10銭×34L)+(107円10銭×27L) |
森川石油(株) | 51450円 |
10月12日〜 |
87500 | 自動車の運転手の雇用 |
12500円×7日間 | 運転手1名 | 1日12500円 7日間で87500円 |
計 |
359757 | 橿原市議会議員及び橿原市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例 |
その他、公職選挙法92条、93条の規定により、奈良地方法務局葛城支局にて30万円を供託し、得票数が有効投票数÷議員定数÷10を満たしていたので、無事返還されました。
公職選挙法は「当選後の挨拶」を禁止しているため、私に7005票を投じて下さった皆様に御礼申し上げることができませんが、市政を根本から改革するために全力を尽くすことで、何とか皆様の気持ちに応えていきたいと思っています。
(4)メモ 未完成
選挙運動期間 10月12日〜10月18日
投票日 10月19日